ロイヤルホールディングス社のバイサイドFAとして、たびスル社とのM&Aを助言

概要
ロイヤルホールディングス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:阿部正孝、以下「ロイヤルホールディングス社」)は、2025年8月5日付けで、たびスル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役 吉田裕紀、以下「たびスル社」)の全株式を、WMパートナーズ株式会社(以下「WM社」)が運用するPEファンドより取得し、完全子会社化することを決定されました。
ファイナンス・プロデュースは、ロイヤルホールディングス社のファイナンシャル・アドバイザー(バイサイドFA)として、本件の実行をご支援しました。
本件の意義
ロイヤルホールディングス社は、「『食とホスピタリティ』で、地域や社会を笑顔にする」を掲げる経営ビジョン2035のもと、中期経営計画2025~2027において、選ばれる企業・ブランドへの変革に向けた地域・社会との価値創造の推進と人流に依存しない事業として戦略事業と位置付ける食品物販事業の拡大に取り組まれています。
たびスル株式会社は、「エッセンシャルワーカーが輝ける明日をつくる。」を掲げ、介護施設・学童施設等に向けたおやつ定期宅配サービス「たびスル」等の運営を行っています。
ロイヤルホールディングス社は、本件を実行し、目指す姿や企業風土に親和性のあるたびスル社の成長をサポートすることで、地域・社会との価値創造を推進し、人流に依存しない事業の成長や国内事業における顧客層の拡大を見込まれています。
弊社の接点と思い
ファイナンス・プロデュースは、2021年8月、当時は国内スタートアップ企業の新規事業であった「たびスル事業部」の分社化および事業部を管掌する吉田裕紀氏によるMBOの実現をFAとして助言しました。以来、たびスル社は、最適かつ迅速な経営判断が可能となったことにより成長を加速させ、多くのお客様にご満足いただけるサービスを提供するに至っております。
【参考】WMパートナーズによるMBOファイナンスの助言
https://note.com/ncorn/n/nd06332859be6
ファイナンス・プロデュースは、ロイヤルホールディングス社とたびスル社が、今後の更なる事業成長の加速を通じて、「より多くのエッセンシャルワーカーが輝き、その先の施設利用者が食を通じて笑顔になる」という双方が掲げるビジョンの実現と、両社の共創による事業価値創造を確信しております。
【ご参考】ロイヤルホールディングス社のプレスリリース
・たびスル株式会社の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS09010/8d2eed23/90fa/4029/b73d/d0bb7d69177d/140120250805530312.pdf
各社のリリース
WM社のプレスリリース
・たびスル株式会社の株式譲渡について
https://www.wmpartners.jp/2025/08/05/tabisuru/たびスル社のHP
・株主変更のお知らせ
https://tabisul.jp/information/2025080501.html日本経済新聞
・ロイヤルHD、おやつ宅配のたびスルを買収 57億円で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0560K0V00C25A8000000/
株式会社ファイナンス・プロデュース
「社会を変える事業を創るためのファイナンスをプロデュースする。」というミッションのもと、ドリームインキュベータから新規事業カーブアウト・MBO(マネジメント・バイアウト)を実行して誕生した、スタートアップ起業家専門の投資銀行事業を行う会社です。
特に、日本のスタートアップ業界のボトルネックとも言える、" スタートアップM&Aの規模化と質の向上 "を中核テーマとして、主にシリーズB以降等のグロース・ステージのスタートアップ起業家側のセルサイドFA(Financial Adviser)としてのM&A助言や、大型IPOに向けた資本政策・資金調達の助言事業を展開しております。